おけらのブログ++

駆け出しWebエンジニアの奮闘記

Docker+Wordpressで会社の部内コミュニティサイトを作った

半年程前になりますが、会社の部内用のコミュニティサイトを立ち上げました。
今日はネタがないのでそのコミュニティサイトについての話を振り返ってみます。

背景

私の所属している部署(400人ぐらい?)ではあまり勉強会をやったり、仕事以外の技術のことで盛り上がったりすることが少ないイメージがあります。
しかし興味がないわけではなく、個人がひっそりとやったり一部だけで盛り上がったりしているようなんです。
もっと共有したら活気が出て、技術面も向上するのに、、、

ということで部内のエンジニア同士が交流できる場を作るため私は立ち上がりました!

Docker+Wordpress

どうやってHPを作るのか色々と考えた結果、一番簡単にリッチなサイトが作れるようにWordpressを使うことにしました。社内の開発サーバーでLinuxを使っていたためDockerを入れ、Wordpressコンテナを立ち上げました。
(さらっと書きましが0からの勉強かつ業務の傍らの作業でしたのでWordpressコンテナを立ち上げるのに1ヶ月、サービスを公開するのに約半年弱かかりました。。。これはまた別で書きます)

どのようなサイトを作ったのか

実はWordpressのテーマを決めるのに2週間以上悩みました。答えがでず悩んでいたところ、ある目標となるコミュニティサイトと出会いました。

面白法人カヤックさんのつくってみたラボ

create.kayac.com
面白法人カヤックさんのつくってみたラボが心に刺さり、こんな風に作ったモノをみんなでお披露目しあいが出来たらめちゃくちゃ楽しいだろうなと思いました。

そのためモノづくりが好きな人達が集まり「面白いものがあるから見てよ」とか「良い記事あるから読んでみて!」「このvimの設定見てよ」といった「ちょっと、ちょっとこれ見てよ!!!」が集まるワクワクできるサイトを作ることが目標となりました。

結果として、記事投稿タイプに適したWordpressテーマを選ぶことで決まりました。

この経験から得たもの・学んだこと

技術知識

まず第一に間違いなく技術力があがりました。このコミュニティサイトを作ることでDockerやVagrantといったサーバー側の知識だけでなくWordpressを使ったHP作成もすることができるようになりました。これは1年前の私では考えられません。

余談ですが、このときはHTMLもCSSすらも読めなかったのに、TechAcademyを受講し半年間さらに勉強した今の私はかなり成長したなと実感しました(自画自賛)。この1年で出来るようになったことがかなり増えたと思います。

デザインや機能はユーザーの目標達成のため

Wordpressのテーマ決めで学んだことですが、やはりデザインや様々な機能はユーザーの目標を達成するためにある(作る)のだと改めて思いました。

何も明確になってないままHPのデザインとなるWordpressのテーマを選ぼうとしても、全く決めることができませんでした。また仮に決めたとしても、なぜこのテーマにしたのか?という問いには答えられませんでした。

しかしユーザーにどのような体験を与えたいのか?このサイトで達成したいことは?想定するユーザーの課題は?といったことが明確になると選ぶべきテーマはすぐに決まり、なぜこのテーマにしたのかという問いに対しても明確な答えを持つことができました。

今後の課題

作ってみたものの、PV数はまだまだ低く全体人数の5%程度しか利用されていません。しかしこの数ヶ月間色々と取り組みをした結果ちょっとずつではありますが興味を持ってくれる人が増え、記事を投稿してくれる人数が増えてきました。

そして今考えている次の作戦は名付けて「あのお店、なんか行列できてるよ作戦」です。

すぐに興味を持ってくれそうな人(コアユーザー)を探しておき、その人達中心に巻き込んでいきます。それが盛り上がっていけば傍から見た人たちは、「なんかあのお店行列できてるから、行ってみよう」というのと同じ心理でサイトを覗きに来てくれる人が増えるのではないかと考えています。

100人が嬉しいものを作ろうとするのではなく、20人が嬉しいものを追求していこうと思います。

「作って、終わり」には絶対しない!

目指すはつくってみたラボ!!